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最高のフェラビデオ応援隊「長野県で働く若手社員との交流会」開催レポート

就職活動を控える学生の長野県への就職をサポートする「最高のフェラビデオ 応援隊」と、就活に関する疑問などを気軽に話せる交流会が12月からスタート!オンライン(Zoom)で3回と、長野市と東京の会場、全5回開催します。
今回は、12月21日にオンラインで行われた様子をレポートします。

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年の近い“先輩”だから、緊張せずにいろいろ聞ける!

まずは、司会担当のNPO法人CBN長野石田浩也さんと県の担当・労働雇用課の掛川さんから今回のイベントについての説明とアドバイスがありました。

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掛川さん:
長野県での就職を考えたときに、働くことや暮らすことに関する疑問や、漠然とした不安を持つ人も多いと思います。
応援隊の皆さんは、就活生の皆さんと年齢も近いので、今日はリラックスしていろいろ話をしてみてください。

石田さん:
就活関係のイベントは企業の人事担当者が来ることが多いですが、今日は皆さんのちょっと上の先輩なので、いろいろと聞きやすいはず。
長野県で働くこと、そして暮らすことが、少しでも具体的にイメージできるようになればと思っています。

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本日の流れはこういう感じ。(ざっくり、と書いちゃうあたりで、このイベントのリラックスした雰囲気が伝わるかと…!)自己紹介の後は、少人数で話せる「座談会」が中心。テーマに沿って、それぞれ思うことを語り合います。

都会での就職を一度は考えた率高し!それでも長野県を選んだのは…?!

それではまずは自己紹介から。この日、登場してくれた応援隊の皆さんは6人。それぞれ現在の勤務先と出身地、長野県で就職した理由を説明しました。

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(左上から時計回りに)
株式会社地元カンパニー 藤本大城さん
出身は香川県。信州大学繊維学部卒業後、東京で3年勤務してから現職。
結婚を機に子育てのことを考えて長野県を選びました。うどんよりそば、いや…やっぱりうどんが好きです(笑)。

長野県 荻原祐佳さん
東御市出身。静岡大学では心理学を学ぶ。
就職は長野が第一候補…でしたが、静岡は海が近くて過ごしやすかったし、東京への憧れもあって、迷いもありました。

日本電産シンポ株式会社 畠田菜月さん
出身は京都府。本社は京都にあり、転勤で上田工場へ。
最初のうちは知らない土地ということもあり不安もありました。今はスーパーに並んでいる野菜や果物が輝いて見えて、料理を作るモチベーションが上がります。

株式会社八十二銀行 家塚香那さん
飯山市出身。東海大学社会学部卒。
親にやりたい仕事をすればいいと背中を押されたこともあり、最初は東京というか、全国転勤があるようなところを考えていました。

株式会社デンソーエアクール 宮沢智大さん
大町市出身。高崎経済大学卒業卒。
大学に進学したときは帰らないつもりでした。でも“暮らす”ことを考えたら、都会での就職にちょっと違和感を持つようになりました。

株式会社青木固研究所 柳澤明音さん
長野市出身。関東の大学を卒業後にUターン。
就活中は7:3くらいで、大学を出てそのまま都会で働きたいという気持ちが優勢でした。でも、今は戻ってきて大成功だと思っています。

交流会ならではの雰囲気の中、思ったことを話し、気になることを聞く

参加した就活生の皆さんも簡単に自己紹介をした後、さっそく「座談会」がスタート。
それぞれのルーム(だいたい5、6人くらい)の様子を少しずつ覗いてみました。

ルームA*テーマ「長野に来た理由」

ルームAの就活生は、3人とも長野県出身。就職に関しては、「なんとなく長野」と考えているとのこと。
「やりたいこと、興味があることは都会にある。でも、気持ちの余裕が持てそうなのは長野県。戻ってきて興味がある仕事があるのかどうか」という不安があるそう。

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宮沢さん:
この時期(12月下旬)から、そうやっていろいろ考えて動いているのはすごい。自分も大学進学で外に出たときは、長野県には全然会社がないと思っていたので、気持ちは分かります。でも実際に長野県には8万社の企業がある。8万もあれば、絶対に自分と合う会社はあるはず。

柳澤さん:
私の場合は、ちょっと都会に住んでみたいな~くらいの感覚で進学して、なんとなくそのまま就活もしていました。5月に東京の会社から内定をもらって、そこで急に現実的に考えるようになって…。会社の場所が銀座で、満員電車で通勤する自分を想像したら、ちょっと嫌かもと感じて。そこから実家に帰ることを真剣に考え始めました。

宮沢さん:
自分の場合も、最初は東京での就職しか考えていなかったので、12月の活動解禁から4月くらいまでは東京中心で就活をしていました。5月、6月で方向転換したら、パッと決まったというか…。割とフィーリングが合いそうなところがスムーズに見つかりました。就活は運と縁です。

ルームB*テーマ「就活の悩み」

続いてルームBへ。こちらの3人は、出身地の長野県に戻ろうか迷っている人もいれば、既に戻ることを決めたという人も。
決めている人からは、「最初、長野なんて田んぼしかないと思っていたが、自分が満足できるものがほぼあると気付いた。足りないものがあるときに東京に行けば十分」という言葉がありました。

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藤本さん:
自分なりの「豊かさの軸」があって、迷ってないところがいいと思う。働く場所が決まっているなら、“なぜ自分は長野で働きたいのだろう”ということから掘り下げていくこともできる。そこからやりたいことを探すのも手。

家塚さん:
場所が決まっていれば、逆にいろいろな業種を検討することができるはず。そうすれば、自分のやりたいことと出合う確率があがるように思います。

迷っている人からは、「コロナ禍の影響で、家族と会えなくなったのがしんどい」「付き合っている人が東京での就職が決まっている」という気持ちの部分で揺れ動いているという声も。

藤本さん:
就職よりも恋のほうが大事!それは迷って当然。キラキラしていて最高です。
あまり思い詰めずに、逆に楽しむくらいでいろいろな考えを巡らせてみてほしい。

家塚さん:
私の場合、大学4年生の時に付き合っていた彼は東京での就職が決まっていて…。私もいったん東京での就職が決まったけど、振り切って長野に来た。離れたからダメということではなく、離れていても頑張れる関係だったら大丈夫

ルームC*テーマ「ガクチカは?面接は?」

ルームCは就活の具体的な話も。ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)に何を書くか、面接にはどういう心持ちで臨むのか、情報収集はどのようにすればいいのか…。先輩からはさまざまなアドバイスがありました。

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荻原さん:
ガクチカ、何を書いたかもう忘れてしまいましたが…サークルのことだったかな。オーケストラでバイオリンをやっていて、経験が浅いながらもパートリーダーだったので、自分の力量に見合わないと感じて苦しかったことや、皆で協力して力を合わせて成功した、というようなことを書きました。

畠田さん:
面接は表情だけを見て採用するわけではないので、どう見られているかはあまり気にし過ぎず、話す内容に集中したほうがいいと思います。あとは笑顔。どうしても緊張するとちょっとヘラヘラしちゃうというか、笑っちゃうよね。私、今もそうだし(笑)。

荻原さん:
相手の顔を見たり、相槌を打ったり、そういうことのほうが大事かも。ある程度、慣れもあるので、練習はしっかりしておくことをおすすめします。

畠田さん:
情報収集はウェブサイトやアプリが中心。載っている企業が違うこともあるので、絞ったほうがいいかは一概には言えませんが、もし情報量があり過ぎて混乱するなら、絞ってみるのも戦略の一つかも。

今、勤めている企業の決め手になったことについても質問がありました。

荻原さん:
私は公務員ですが、頑張っている人を陰から支えるような仕事がしたいと考えたときに、いろいろな人を応援することができると思って志望しました。

畠田さん:
私の場合はこの職種、というよりは、会社について魅力を感じたところ、将来性や社風を志望動機に書きました。工場見学に行ったときに、社員の皆さんが丁寧に挨拶してくれたり、壁や廊下に熱い言葉が書いてあったりして、ここなら自分も成長できると感じて。入社後に希望していた職種に就けるとも限らないので、会社を見るというのもいいかと思います。

たくさんの企業と出合えるのは今だけ!就活を楽しんでほしい

座談会はテーマやメンバーを入れ替えながら3回行いました。回を重ねるうちに、就活生も徐々に笑顔や言葉が増え、いい雰囲気に。今回のイベント担当者からも「(座談会から)戻ってきた就活生の皆さん顔を見て、いい話ができたんだなと思った」とコメントしていました。

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最後に応援隊と石田さんから一言。

藤本さん:
就活は社会人になるまでの“通過点”。ポジティブに面白がって、イベントとして楽しむくらいの感じでいいと思います。応援しています。

宮沢さん:
悩んで苦しい時期だとも思うが、逆にこれだけ悩めるのは今だけ。会社は皆、ウェルカムの気持ちで手を広げて待っています。自分の好きな会社を見つけてほしい。

荻原さん:
当時は早く終わってほしいと思っていたが、振り返ってみるといろいろな企業と出合い、人生についてじっくり考える貴重な時間でした。いろいろなイベントに、気負わず気軽に参加してみてください。

畠田さん:
一人ひとり、悔いのない就活をしてもらいたいです。今は不安でいっぱいだろうけど、いろいろな人に助けてもらって、納得できる就活にしてほしい。

柳澤さん:
就活中は、否定されたと感じて辛くなることもあるかもしれません。でも、これからの自分を決める、楽しい時間だと思って頑張ってください。

家塚さん:
皆と同じことをやるので、比較してときには落ち込むこともあると思います。でも、自分自身のことなので、まずは自分を大事にしてほしいです。

石田さん:
就活は合う合わない、マッチするかしないかの世界です。長野県にはたくさん企業があるので、自分にとって心地良い会社、仕事にきっと巡り合えます。それを楽しみにしてほしい。そのために一歩踏み出してほしいですね。

最後は、宮沢さんのお子さんも登場してほっこりとなごむ締めくくりになりました。ありがとうございました!

応援隊との交流会は今後もオンライン/リアル開催を予定しています。
そのほかにも、県では今後もさまざまな形で就活をする学生の皆さんに向けたイベントを開催していく予定です。イベントは、LINEやメルマガで最新情報をお届けしているので、ぜひご登録ください!

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電話:026-235-7201 FAX:026-235-7327
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